モデルハウスの暮らし

家工房モデルハウスの暮らし

木の香り、左官の壁、深い軒下に縁側...
日本の家の普通であった素材や工法を取り入れ、手に触れる素材ばかりではなく、つくり手の気持ちのこもった、なぜか落ち着く場所になるようにと願いを込めた住まいです。

春には、庭の新緑とともに新しい門出を迎える勇気を持ち
夏には、窓からの風で涼を感じながら畳の香りで眠りにつき
秋には、紅葉する木々で季節の移ろいを感じ
冬には、雪化粧の庭木の中で春にむけて蕾をつける木々の力強さに学ぶ

昔からの当たり前のことを日々の生活の中で感じながら家族が暮らしを育む場所になることを大切に思います。

家工房モデルハウスコンセプト

敷地は住宅地に囲まれた景色のない場所。
借景は望めそうにないので、敷地内に新たな自然をつくり、取りこむことを考えました。
南庭を囲むように住居部と事務所を配置し、通り土間で結んでいます。
外観は住宅地に佇むように主張を控え、植栽で彩りを与えました。
間取りはシンプルに構成し、生活動線を短く計画しています。
2階は主寝室と客間の2室を設け、将来的に吹き抜けに部屋を増設可能な計画としています。
素材は自然に近いものを選び、デザインも昔からの日本家屋を感じることができるように意識し、
日々を豊かに暮らすことを考えた「なつかしい家」が完成しました。

 

チルチンびと 住宅建築賞受賞

敷地面積  165㎡(50坪)
延べ床面積 110㎡(33.25坪)住居棟31坪・離れ棟2.25坪 
2014年3月竣工
2014年5月モデルハウスオープン